【SEの転職体験談】社内SEに応募したら、面接通過率は100%!その3つの理由とは?

SEの転職

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ゆきみ
ゆきみ

こんにちは、社内SEとして働くゆきみです。

私は新卒でSIerに入り働いていましたが、結婚を機に転職をしました。

転職活動では、社内SEを中心に受けたのですが、面接で一度も落ちることはありませんでした。

その理由について、自分なりに考えてみました。

社内SEに転職を考えている方、私のように結婚後もゆるくSEとして働きたいの方のご参考になれば幸いです。

転職を考えたきっかけ

私のいたSIerは仕事量が多く、若手のうちからどんどん仕事を任されました。

成長するには申し分のない環境でした。プロジェクトをやり切ったときには大きな達成感がありましたが、本当に忙しい毎日で家に帰っても自由な時間はまったくなく、翌日に備えて早めにベッドに入り、体を休める・・・。

まさに身を削って働いている・・・そんな状態でした。

ゆきみ
ゆきみ

残業ありきで積まれるたくさんの仕事、常に納期に追われることもプレッシャーでした・・・

結婚してからは、仕事と家庭を両立することは、私の最重要事項でした。

そのため転職活動では、SIerと比較して、女性でも働きやすいと言われる社内SEに応募することにしました。

そもそも社内SEってどんな仕事?

社内SEは、基本的に自社で社内システムの構築・運用保守・問合せ対応などを行います

基本的にはシステムエンジニアの業務と近いですが、自社のシステムに関わる業務のみを行うところに大きな違いがあります。

具体的には、システムを使用している社員から、「こういった機能が欲しい」といった希望があれば、具体的な内容を社員からヒアリングし、実現するための設計、実装を行います。

実際に開発をするのは、外部ベンダーの場合が多いです。

そのため社内SEは、外部ベンダーへ仕様を伝えたり、開発の進捗管理をします。

また、外部ベンダーの作成した機能の受け入れ確認なども行います。

上述の通り、仕事内容はSIerのSEと非常に似ているのですが、関わるユーザが自社の社員になるため、納期調整がしやすく、時間に余裕を持って、開発を進めることができます。

また社内SEの所属は、売上の立たない管理部門(いわゆるコストセンタ)になるため、業務量は削減傾向にある点が、働きやすいと言われる所以だと思います。

社内SEに応募して、すべての面接に通過した理由

書類選考に通過すると面接になるのですが、ありがたいことに私は面接で一度も落ちたことがありませんでした。

私の転職活動時のスペックをご参考までに書きます。

転職活動時の私のスペック
  • 27歳既婚・子供なし
  • 中小SIer在籍4年
  • 業務系システムのSE
  • TOEIC 650点
  • 簿記3級

決して優秀でもなく、本当にどこにでもいる普通のSEの私が、すべての面接に通過した理由を自分なりに考えてみたので、残しておきたいと思います。

理由① どこの企業も圧倒的にIT人材が不足しているから

一番の理由は、転職市場において、SEの需要が圧倒的に高いことだと感じました。

多くの企業がIT人材を求めています。これは世の中の流れを考えると当然のことです。

しかし現状は、どの企業もIT人材の確保には非常に苦労している状況だと、ある企業の人事担当者から聞いたことがあります。

商社やメーカー、金融など、SIer以外の業界では、社内でIT人材を育成することが難しく、SIer上がりのシステムエンジニアは、即戦力として大変必要とされる人材なのです。

理由② SIerでの経験があったから

私はSIerである業務システムの設計や保守を担当していました。

転職活動では、応募企業の選択肢を増やすため、実際に私の専門とするシステムに関する求人だけではなく、少し範囲を広げて応募していました。

例えば、未経験のソフトウェアの保守担当や、インフラ担当、自社システムのヘルプデスクなどです。

同じSEという職種ではあるものの、まったくの未経験だったのですが、それでもぜひ来てほしいと企業から言われました。

ゆきみ
ゆきみ

未経験のシステムだけど、大丈夫なのかな…って思いました!

それだけ、企業はIT人材が欲しいんだね!

プログラムや設計書を読むことができる、システム開発の一連の流れを理解している、ユーザの業務用兼をヒアリングしてシステムに落とし込むといった、SIerで身につけたスキルは、幅広く活かせるのだと感じました。

やはり企業側としても、社内SEとしてまったくの初心者を雇おうとはなりにくいと思います。

すべての面接に通過したことで、SIerで頑張ってきたことは間違ってなかったんだと、大変なことのほうが多かったのですが、報われた気がしました。

ゆきみ
ゆきみ

SEとして頑張ってきて、本当によかったです♡

理由③ 面接の準備を入念にしたから

これは、当たり前のことかもしれませんが、とても大事なことだと思います。

私が面接前にやったことは、主にこのようなことです。

私が面接前に準備したこと
  • 社内SEの仕事の理解を深める
  • 職務経歴書、自己PR、志望動機をキャリアアドバイザーにレビューしてもらう
  • 志望動機やキャリアプランを自分の言葉で言語化しておく

面接官も人です。忙しい中、面接の時間を取ってもらっているので、相手を尊重して接するように意識していました。

これは、面接のときだけではなく、普段から意識していることです。

面接官に良い印象を持ってもらうというのは、大切なことだと思います。

最後に

いかがでしたか?

社内SEの求人は常に一定数あり、今後も需要が高い状況が続くと予想されます。

ワークライフバランスも取りやすく、結婚しても比較的働きやすい環境なので、女性SEにとてもおすすめです。

私自身SIerでの仕事がきつすぎてついていけず、自分は落ちこぼれSEだと思っていました。

自信をなくしていましたが、社内SEを視野に入れて転職活動をしたところ、自分のスキルがこんなにも必要とされるんだと知ることができました。

この記事がキャリアに悩む女性SEの方の背中を、少しでも押せたら幸せです!

ゆきみ
ゆきみ

仕事をしながらの転職活動はなかなか大変だけど、

うまくいくことを応援しています♡