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前回の記事では、SEを辞めたくて転職活動を始めたのに、キャリアアドバイザーからはSEを続けることをおすすめされた、という話をしました。
今回の記事では、実際に社内SEを受けるにあたり、私が準備した応募書類のこと、面接についてお伝えします。
社内SEへの転職を考えている人に、読んでいただけたら嬉しいです。
中途採用と新卒採用はまったく違う
初めて転職活動をする、若手~中堅SEの方に向けて書きます。
まず、新卒採用と中途採用はまったく違うということを伝えたいです。
特に文系の人だと、新卒のとき、40~50社にエントリーしませんでしたか?
とりあえずエントリーだけはしておこう!みたいな。
(私の友人の中には100社以上にエントリーしていた人も・・・!)
転職の場合は、ここまで多くの会社に応募する必要はありません。
実際、私もかなり厳選して応募しました。
転職活動って気力も体力も使うので、なるべく効率よくやりたいなぁと思っていました!
応募はまず10社くらいでOK
転職市場のニーズを知ることからスタート
応募先を決めるにあたり、まずは転職市場・動向について、エージェントの担当者に話を聞いてみました。
・どのような求人があるか
・自分と同じくらいのスペックの人がどんな会社から内定をもらっているか
・応募者(ライバル)は多いか
他にもいろいろありますが、まずは最低でも上記のことを確認しておくといいと思います。
そうすることで、どのくらいの規模(あるいは業務内容)の会社に応募するか、何社応募するかをざっくりと決めることができました。
エージェントは多くのデータを持っているので、気になることは質問し、エージェントを積極的に活用するようにしていました。
書類選考に向けて、職務経歴書と自己PRを準備
SEの職務経歴書の書き方
職務経歴書とは、自分がこれまでの会社でやってきたことを時系列でまとめたものです。
これは受ける職種によって、書き方が異なります。
例えば、プロジェクト単位で仕事を進めることの多いSEの場合は、これまでに参画したプロジェクトを整理し、経歴書を作っていくのがおすすめです。
私は、これまでに参画した大き目のプロジェクトを中心に、プロジェクト規模、自分のポジション、具体的に何をしたか、関連システム、使用した言語などをプロジェクトごとにまとめました。
自己PRでいかに即戦力となれるかを伝える
自己PRは、応募企業に自分を採用してもらうための大切な要素です。
なので、自己PRもしっかりと準備しておきました。
ここでのポイントは、自分の経験やスキル、強みが応募企業にとって、いかに役立つかを伝えることです。
これが面接官に伝わると、納得感のある自己PRになるので、良い印象を持ってもらえます。
自分の強みをアピールするために、これまでの仕事の棚卸はしっかり行うことをおすすめします。
志望動機を作るために準備したこと
社内SEの仕事を理解する
志望動機といえば、どの企業でも必ず聞かれますよね。
私のようにもともとSEをしていた人は、まず社内SEとSEの違いを理解しておくことが必須です。
その上で、なぜSEから社内SEになりたいのか、私はちゃんと自分の言葉で説明できるように準備しました。
そのためには、社内SEの仕事内容や求められる力を事前に調べておくことがおすすめです。
こちらの記事で社内SEの仕事内容などをまとめていますので、参考にしてくださいね。
社内SEとして目指したい姿を決める
私は社内SEになって、何を実現したいのか、しっかりと志望動機としてまとめました。
社内SEが所属する情報システム部門は、転職して入ってくるSEも多いですが、それこそ昔からずっといる古株の人も多いです。
クライアント企業を多数持ち、たくさんのノウハウを持つSIerとは異なり、いわゆる事業会社の情報システム部門は、新しい情報や技術、他社システム部門の状況などがどうしてもあまり入ってこない状況にあります。
しかし、IT投資が経営戦略にも当然のごとく入っている昨今、企業は、情報システム部門に新しい風を求めているのです。
そのため、SIerでの経験や得たスキルを活かして、社内SEとしてこのように働きたい!という熱意のこもった志望理由は、企業にとって大きく響くと、実体験を通して感じました。
面接について
基本的には職務経歴書・志望動機に沿って聞かれる
どの企業でも面接で聞かれたことは、ほぼ同じでした。
職務経歴を交えて自己紹介することから始まり、志望動機、社内SEとしてどのように貢献したいと考えているか、などが聞かれました。
なので、上記のことは書類選考のためだけではなく、面接にも直結するので、しっかり準備することをおすすめします。
資格はなくてもいいけど、あるとプラス
転職する際に、私が気にしていたことは資格の有無です。
実際私は自分の専門のシステムに関する資格は持っていますが、いわゆるSEであれば多くの人が持っている基本情報技術者や応用情報技術者の資格は持っていませんでした。
転職のときに不利かな、なぜ持っていないか聞かれたらどうしようかと思っていましたが、心配無用でした。
面接で資格について、質問されたことは一度もありませんでしたし、正直チェックされていたかも不明です。
資格は自分の勉強したことの証明になるので、あるに越したことはないですが、それよりも大事なことは、実務で何を経験して、自分にはどんなスキルがあるかということだと面接をして感じました。
まとめ
・応募前に社内SEの仕事の理解を深めることが大切
・職務経歴書、自己PR、志望動機はしっかりと準備する
エージェントの担当者に事前に見てもらい、アドバイスをもらうのがおすすめ!
・面接では、志望動機やキャリアプランを自分の言葉で伝えられるようにしておく
・資格はあったらベターだが、マストではない
転職活動は内定をもらったら終わりではなく、そこからが新しいキャリアの始まり。私のようなアラサー女性が納得のいくSEライフを送れるよう、応援しています!